海外旅行保険は「入っているつもり」が一番危険。
特にWDW+ディズニークルーズ(DCL)+ユニバのように、移動が多く日数も長い旅は、
ケガや病気・盗難・欠航/遅延・予約キャンセルなど「想定外」が起きやすいです。
この記事では、海外旅行保険の選び方とキャンセル保険(クルーズを含む旅行の場合の注意点)、
そして私が実際にハマったクレジットカード付帯保険の“改悪”対応まで、具体的な数字付きでまとめます。
この記事の結論(先に要点)
- 海外旅行保険は「治療費」「携行品」「キャンセル」の3軸で選ぶ
- クルーズ旅行はキャンセル料が高額化しやすいので、キャンセル保険の比較価値が大きい
- 2025年10月16日以降、三井住友VISAの海外旅行保険(利用付帯)は日本出国前の決済が重要
- 私はDCL公式シャトルバス225ドルをカード決済して利用条件を満たす方向に切り替えた(差額も発生)
- 準備物は緊急連絡先+控え書類+クレカ両面コピーまでセットで
海外旅行保険の重要性|アメリカは医療費が高額になりやすい
海外旅行保険は、旅行中の病気やケガ、盗難などのトラブルに備えるために必要です。
とくにアメリカは、受診・入院・救急搬送などが重なると高額になりやすく、
「もしも」の時の金額ダメージが大きいです。
医療費が高額になり得る例(イメージ)
- 海外での治療費が数百万円規模になる事例が報告されています(例:入院を伴うケース等)。
- さらに重症化・長期入院になると、北米で肺炎で約9,330万円といった高額事例も紹介されています。
※上記は「高額になり得る」ことを示す事例です。実際の請求額は症状・医療機関・搬送有無などで変動します。
また、日本の健康保険(公的医療保険)は海外では基本的に使えないため、
現地ではいったん全額負担になり、後から手続きが必要になるケースもあります。
だからこそ、最初から保険で守るのが現実的です。
海外旅行保険の選び方|「治療費・携行品・キャンセル」の3軸で考える
海外旅行保険は、まずこの3つをチェックすると迷いが減ります。
- 治療費:病気・ケガの治療、救急搬送、入院、通院など(アメリカはここが最重要になりやすい)
- 携行品:スマホ、カメラ、財布などの破損・盗難
- キャンセル:家族の体調などで出発前に取りやめる可能性(DCLを含む場合、特に検討価値あり)
キャンセル保険の選び方|DCL(クルーズ)を含む旅行で確認すべきポイント
キャンセル保険は、出発前に旅行を取りやめる場合に備える保険です。
例えば次のような理由でキャンセルが起こり得ます。
- 自身や同行者の病気やケガ
- 家族の不幸・急な入院等
- 交通機関の遅延や欠航(扱いは商品・条件で異なることあり)
とくにクルーズ旅行を含む場合は、次のポイントを重点的に確認するのがおすすめです。
クルーズ込み旅行でのチェックポイント
- 補償対象:クルーズ代金だけでなく、航空券・ホテルも含められるか
- 申込期限:旅行開始の何日前まで申込できるか(例:予約から14日以内、開始日まで9日以上、など条件あり)
- 必要書類:医師の診断書が必要になる場合もあるため、加入前に要確認(ケースは商品・事由で異なります)
検討しやすいキャンセル保険(例)
mysurance(マイシュアランス)海外旅行キャンセル保険
- FAQで「クルーズ旅行も対象になり得る」条件が明記(旅行開始日の考え方など条件あり)
- 申込条件として「旅行開始日まで9日以上」「旅行予約日から14日以内」などの要件あり(変更される可能性もあるため最新確認推奨)
JAL提携の海外旅行キャンセル保険(JALサイトから案内)
- 航空券+ホテル等、さまざまな予約に対応する旨が案内されています
- 加入条件の例として「開始日まで9日以上」「予約から14日以内」などが示されています(条件は更新され得るため最新確認)
旅行代理店・クルーズ専門店の情報(入口として活用)
クルーズ専門サイトで比較の“入口”を作れることがありますが、最終的には保険会社の一次情報(約款・重要事項説明)で条件確認するのがおすすめです。
私は父の体調が落ち着いたため最終的に加入は見送りましたが、
「DCLみたいに金額が大きい旅行ほど、キャンセル保険の検討価値は高い」と感じました。
会社ごとにカスタマイズできるオプションも料金も大きく異なるので、少なくとも3社は比較することをお勧めします。
クレジットカードの利用付帯保険|2025年10月16日以降の注意点(三井住友VISA)
ここが今回いちばんの落とし穴でした。
三井住友カードの案内では、2025年10月16日(木)以降出発の旅行から、
海外旅行傷害保険(利用付帯)の責任期間は、
日本出国前に公共交通乗用具(航空機・電車・船舶・タクシー・バス等)の代金または募集型企画旅行代金を
当該カードで決済した時点以降になる、という旨が明記されています。
私の実体験:保険を“使えるつもり”だったのに条件を満たしていなかった
- 飛行機代は会社用VISAゴールドカードで支払い
- しかし改悪より前に、そのカードの無料保険を海外旅行 → スマホ保険へ変更
- 結果として「飛行機を払ったカード」が付帯保険として使えない状態に
- ならば「個人のVISAゴールドで現地Uberを使えばOK」と思っていたが、改悪後は日本出国前の決済が必要でNG
そこで私は、保険を確実に“利用付帯”させるために、
DCL公式シャトルバスを個人のVISAゴールドカードで支払う方法に切り替えました。
実際の支払い(具体的な数字)
- DCL公式シャトルバス:225ドル
- 決済時は35,143円くらいの想定だった
- クレカ請求は36,431円になっていた(差額発生)
- ミッキーネット(振込)ならM割引9ドルで34,296円相当の見込みだった
振込よりカード払いの方が高くついて“損”ではありますが、
私はこれを「付帯保険を発動させるための支払い(実質の保険料)」として割り切りました。
参考:保険付きクレジットカードの例(比較用)
ライフカード〈旅行傷害保険付き〉
- 海外旅行傷害保険:最高2,000万円の記載あり(条件・改定時期の表示もあるため最新確認推奨)
楽天プレミアムカード
- 海外旅行傷害保険:傷害死亡・後遺障害で最高5,000万円の記載あり
JALカード 普通カード
- 普通カード付帯保険の一例として、海外旅行傷害保険「最高1,000万円」の記載あり(詳細内訳は別ページに記載)
出発前の準備|緊急連絡先・控え書類は「スマホ+紙」で
旅行前にこれだけ揃えておくと、トラブル時の安心感が段違いです。
控え書類(スマホ+紙)チェックリスト
- パスポートのコピー
- ESTA承認の控え
- 滞在先の一覧(WDW/DCL/ユニバ)
- 海外旅行保険の連絡先・証券番号(付帯/加入分どちらも)
- クレジットカードの両面コピー(必須)
- カード会社の保険担当(海外旅行保険デスク)連絡先
クレジットカードは、裏面に保険・紛失盗難の連絡先が載っていることが多いので、
必ず両面コピーしておくのがおすすめです。
まとめ|保険は「加入」よりも「使える状態」を作るのが大事
海外旅行保険・キャンセル保険は、旅行の安全を確保するために欠かせない要素です。
とくにDCLを含む旅行は金額が大きくなりやすいので、キャンセル保険の比較まで含めて準備すると安心感が増します。
そして2025年10月16日以降は、クレジットカード付帯保険(利用付帯)の条件が変わり、
「現地で決済すればOK」という発想では足りないケースが出てきました。
私は結果的に、DCL公式シャトルバス225ドル(請求36,431円)をカード払いにして条件を満たす形へ切り替えました。
差額は出ましたが、旅行中の安心を買ったと思っています。
豆知識|海外療養費制度で帰国後に治療費が戻ってくる!?
実は日本の健康保険(国民健康保険や健康保険組合)には、
海外旅行中に急病やケガで治療を受けた場合に帰国後に申請すれば一部が返ってくる制度があります。
これは「海外療養費」と呼ばれます。
海外で治療を受けた場合|帰国後に申請できる「海外療養費制度」のために現地でもらっておくべきもの
海外で病気やケガをして医療機関を受診した場合、日本の健康保険が海外で直接使えることはありません。
そのため、現地では一旦すべて自己負担で支払う必要があります。
ただし、日本には「海外療養費制度」という仕組みがあり、
帰国後に申請することで、日本国内の保険診療基準に基づいた金額の一部が払い戻される可能性があります。
この制度を利用するためには、現地の医療機関でもらっておく書類が非常に重要です。
以下は、万が一に備えて必ず意識しておきたいポイントです。
現地の医療機関で必ずもらっておくもの
- 診療内容明細書(Medical Statement / Medical Report)
・病名
・治療内容
・治療日
・医師の署名や医療機関名
が分かるもの - 領収書(Receipt)
・支払った金額
・通貨
・支払日
が明確に記載されているもの
これらの書類は、英語のままでも問題ありませんが、日本語訳の提出を求められる場合があります。
翻訳は必ずしも公的な翻訳である必要はなく、自己翻訳で認められるケースも多いです(保険者によって異なります)。
注意点|「3割負担がそのまま戻る」わけではない
海外療養費制度は、海外で支払った医療費の3割負担分がそのまま返ってくる制度ではありません。
実際の支給額は、
- 日本国内で同じ治療をした場合の保険診療基準額
- 海外で実際に支払った金額
このいずれか低い方を基準に計算され、そこから自己負担分(原則3割)が差し引かれます。
そのため、アメリカなど医療費が高額な国では、
「戻ってくる金額はごく一部になるケースが多い」という点も理解しておく必要があります。
だからこそ海外旅行保険が重要
海外療養費制度はあくまで「補助的な制度」です。
アメリカでは、入院や救急搬送が発生すると数百万円〜数千万円単位の請求になることもあります。
そのため、
- 民間の海外旅行保険
- クレジットカード付帯の海外旅行保険(条件確認必須)
これらを事前にきちんと使える状態にしておくことが、最も現実的な安全対策です。
アクシデントはないに越したことないですが、安心して旅を満喫できるように準備しておきたいですね。