2019年12月、勇気を振り絞って女手1つで当時5歳半と1歳11ヶ月の男の子を連れて行ったドゥマゲテ。
1〜2年の親子留学を予定していたのに、まさかのコロナで帰国。
しばらくはやる気を失っていた私ですがまたジワジワと親子留学熱が上がってきてしまいました。
そこで今回はフィリピン親子留学の期間やおすすめの年齢、費用、親子留学を失敗しないために心得ておいた方が良い事などについて調べ直しました。
親子留学におすすめの期間は?
これは正直、ご家庭の状況(お金や休みの兼ね合い)もあるし、子供の年齢や性格、目的にもよるので一概には言えません。なので我が子について書きます。
2021年4月から1年生になった長男Sota(6歳)と年少になった次男Ryuta(3歳)。
結論から言うと短くても4週間は欲しいです。
一番初めに親子留学したのは、Sota4歳(現地で5歳になりました)、Ryuta1歳半でした。
セブのクレドキッズと言う語学学校で授業はSotaが午前中のみ、Ryutaは家政婦さんと一緒に過ごしました。
2週間と言う短い期間はあっという間で耳が慣れてきたかな?と言う頃に帰国でした。
個人的な感想としては英語を習得するには2週間では短すぎました。
単語や簡単なやり取りは覚えられますが、もっと長くいたかった~ってなりました。
ただ、場所やカリキュラムによる・・・。(意味深)
でも冬休みや春休みは頑張っても2週間が限度。
でも短いからと行かないよりは休みを利用して親子留学する方が、我が家には良さそうです。
なぜなら目的が違うからです。
英語学習の拠点をドゥマゲテから日本に移した我が家は、日々の英語のお勉強はもちろん日本のお家。
じゃあなんでフィリピンに行くのかと言うと、
- 「英語を使える場を体感してコミュニケーションの楽しさ、必要性を知る」
- 「外国を肌で感じる(違いを受け入れる)」
- 「町中のゴミや物乞いする人たちを見て何かを感じる」
ことをして欲しいからです。
英語でコミュニケーションを取れたらその成功体験が、また、英語で思うようにコミュニケーションが取れなかったらもっと話したい!と言う希望が英語学習の意欲につながると考えています。(私がそうでした)
親子留学は幼児でも効果があるか?
幼児への求めるレベルによって効果があると言えるかどうかが変わってきます。
例えば「日本語以外の言葉を話す人が存在する」と言うことは身をもって知ることが出来ます。
1歳の子(Ryuta)でも英語と日本語の違いは分かっていましたし、家政婦とは英語でやり取りをしていました。
ABCソングを歌ったり、「Here you are. Thank you.」などの簡単なやり取りも問題なくできていました。
文字が書ける子だったら、2週間で自分の名前ぐらいなら書けるようになるでしょう。
新しい単語もいくつかは覚えて帰ってくると思います。
ただ、忘れるのもめっちゃ早いです。
でもこれはママの努力次第でどうにでもなります。
親子留学で覚えたこと、出来るようになったことを日本でも触れてあげれば良いだけですから。
Ryutaは1歳半で行ったセブのことは忘れていますが(何ならドゥマゲテも)、そこで覚えた英語は今でも使っています。
フィリピン親子留学に求める条件
セブの語学学校、ドゥマゲテの現地校に2ど親子留学した私が、次の親子留学に求める条件があります。
それは「課外授業があること」と「プールがあること」の2つ。
この2つは絶対に外せません。
自分が思い描いていたフィリピンでの親子留学は子供たちが裸足で芝生やビーチを走り回り、英語で遊びながら学ぶというものでした。
しかし実際は排気ガスが充満する通学路をマスクをして通い、一日校舎で過ごすというものでした。
タクシーでお出かけすればブールには行けるし、ビーチも遠出すれば行けないことはない。
でもなんか違う。
こんなんじゃない。
私は子供に詰め込みの英語をさせたかったわけじゃないんです。
もっと英語が好きになるような機会を与えたかったんです。
そして調べる中で発見したのが「課外授業」。
それは午前中は学校でレッスンして、午後はアクティビティに出かけるというものでした。
内容や行先は学校によりますが、マーケットでお買い物、プール、動物園に遠足、など先生と一緒に外へ飛び出しローカルを味わうこともあれば、クッキングや工作をするときもあります。
何て素敵なの!?
私はこう言うのを求めていたんです。
これなら英語をやらされている(笑)Sotaも午前中だけお勉強を頑張れば、午後からは超楽しく過ごせるはず。
そして、大好きなプールに毎日入れるとあれば、自らフィリピンにまた行きたい!と言うはず。
子供のモチベーションも大事ですからね。
ご褒美?のプールも絶対条件に入れました。
親子留学を失敗しないために心得ておくべきこと
2回の親子留学を経験して、思ったこと。
それは「思い通りにいかないことがある。」と前もって知っておくこと。
ドゥマゲテの現地校にまさか子供が登校拒否するなんて思ってもいませんでした。
親子留学して登校拒否するなんて予想していく人は少ないかもしれませんが、私は当たり前に毎日行ってくれるものだと思っていました。
そして仲良しなお友達が出来て少しずつ言葉も増えていくんだなと。
なので当初は学校に行き渋るSotaを無理矢理行かせたり、怒ったりなだめたりしていました。
しまいには朝にはくことが増えてきたので、Ryutaだけ通わせることにして、Sotaは家庭教師を雇いましたが、相当なストレスを与え可哀そうなことをしてしまいました。
兄弟でも性格が全く異なり、どこでも楽しめる次男Ryutaと繊細な長男Sota。
Ryutaの年齢が条件を満たしていないのに、Sotaが一人では通えそうにないからと無理を言って入学を許してもらったので、余計に神経質になっていたのかもしれません。
Sotaはドゥマゲテで過ごしてから、自分が日本に生まれてすごく恵まれていると、私にたくさん話をしてくれたのに、その時の私は学校に通わせることばかり考えていました。
なので、留学の目的はあれどそれを達成できなくてもガッカリしない。
子供が楽しめたらそれで良し。としておくのが留学成功のポイントかなと思います。
課外授業のあるフィリピンの親子留学 学校
で、私の条件に合う学校を調べましたよ!!
いつコロナが収まって不安なく海外に行けるかは分かりませんが、春休みや冬休みにはセブに2週間、夏休みにはドゥマゲテに4週間通いたいと考えています。
帰国してしばらくは、コロナで身動きが取れなくなってしまったドゥマゲテはもう良いかなと思っていたのですが、仲良くなった友達やお世話になった家政婦さんたちに会いたくなってしまい、行くことにしました。
次に行くならマニラ(友達と会う)→ドゥマゲテ(学校前後に宿泊して友達と会ったり観光する)→セブ(絶対行きたいホテルがあるので母と落ち合う)→帰国のプランを立てています。(妄想)
セブ語学学校 親子留学+アクティビティ
セブにはたくさんの語学学校がありますが、意外にも親子留学を取り扱っている学校は多くありません。
また親子留学を取り入れていても、6歳からなど年齢制限があったり、大人のレッスンにプラスαしたような(専門的でない)学校もたくさんあります。
学校を調べるときは親子留学としての実績があるかきちんと確認するようにしましょう。
そんなたくさんある学校の中で私の条件に合う学校は2つだけでした。
- クロスロード
- ユニバースイングリッシュスクール
ドゥマゲテ語学学校 親子留学+アクティビティ
- Deti
- SPEA
セブ親子留学2週間の費用
クロスロード・・・約35万円
- 3名1室 平日3食付き
- ママ マンツーマン4時間
- 子供 グループクラス8時間
- 入学金 45,000円(15000×3人)
- 授業料・滞在費 260,000円
- SSP 18,000ペソ(6000×3人)約39,500円
- 水道光熱費 2,400ペソ 約5,300円
私は仕事やブログに集中したかったので、親(私)もレッスン受講が必須であることが少し残念?ですが、欠席は自由にできるので、初めのカウンセリングで要相談ですね。
子供たちのレッスンは長めですが、アクティビティがたくさん盛り込まれているので楽しく受講できそうです。
また高級住宅街の中に位置しており、ゲートにはガードマンがいて関係者しか入れないため、敷地内の庭やプールでも安心して遊ばせることが出来ます。
理想的!!!!
そして平日3食+土曜日朝食、無料の掃除と洗濯サービスが魅力的すぎます。
フィリピンに行ったら家事育児から解放されるのが私の醍醐味でもあります。
ユニバースイングリッシュ・・・約40.6万円
- デラックスホテル 朝食付き
- 子供2人1日6時間レッスン
- 空港送迎付き
- 入学金 22,500円 (15,000円+7,500円)
- 授業料・滞在費 288,000円 (144,000円×2人)
- 教材費 10,000円 (5,000×2人)
- 送金手数料 3,000円
- 特別料金 30,000円
- SSP 12,000ペソ(6000×2人)約26,400円
- 滞在費 26,000円(母1人2000円×13泊)
プール付きのデラックスホテルに宿泊するプランで過去に問い合わせた数字と現在のホームページを見比べて概算を出しました。
食事は朝食しかついていないので、昼食と夕食が別途必要になります。
親(私)は授業を受講する必要がなく滞在費のみで済むこと、課外活動に無料で同行できること、デラックスホテルに宿泊するので清潔で快適なところなどがとても魅力的です。
しかしご飯の準備が必要なこと、治安に少し心配が残る場所であること、コスト面からも今回は見送りました。